限られた中で生まれるアイデアというのは面白いものです。
私は家でミニ精米機を利用して、その都度精米しています。
そのせいか面倒だと思うこともあり、仕事のある4,5日は炊飯をしないことがあります。
冷凍にしたご飯もないときは、お店でおにぎりを買ったりします。
しかし、最近メスティンを購入し固形燃料でどのように炊けるのか実験するのが結構楽しくなり、炊飯するのが待ち遠しくなっています。
精米、洗米、手間はかかりますが、これが日本の心を育てるのかもしれません。
↑バリ取りなし、バット網、ポケットストーブ付きのメスティン。
固形燃料1個で2合炊飯
セリアの固形燃料20g(燃焼時間10~15分)では裏技を使って、
1合炊飯は簡単にできました。
私が持っている山善のメスティンは850mlですので、2合は簡単に入ります。
問題はうまく炊けるかどうかです。
1回目の挑戦
失敗でした。

通常、ガスコンロの場合20分程で炊飯、10分蒸らしでできます。
セリア固形燃料20g(燃焼時間10~15分)裏技で20分の燃焼はできたのですが、問題は火力です。
1合では10分以内に蒸気が出てきたのですが、2合のときは10分以上経って少し吹きこぼれる程度で、ほぼ蒸気が出てきませんでした。
恐る恐るひっくり返して蒸らしたのですが、案の定中の水が少し出てきていました。
蒸らした後に蓋を開けると、傾けてご飯は落ちないですがお粥のような状態で、芯が少し残っていました。
お粥のような状態になったのは、前日から浸水させていたものに水を入れ(2合分)、さらに20mlほど余分にお水を入れたせいもあるかもしれません。
前日の1合炊飯で少し硬いと感じたので入れてみましたが、入れ過ぎでした。
(6分ぐらいのお米を使っているため)
ですので、コンロで弱火にして7分加熱し、蒸らしたら芯がなく美味しく炊けました。
ということで挑戦は続く。
☟ 室内でも屋外でもポケットストーブとメスティンで炊飯可能なので、1つはもっておくと良いですよ
2回目の挑戦
1回目の失敗を活かし挑戦。
問題は火力です。
20分あれば炊けるのはコンロでわかります。
仮定
①固形燃料25g(20~25分) 1個 37円
②固形燃料20g(10~15分) 2個 21円×2=42円
+アルミホイル
金額的には大して変わらないので、成功率を選ぶなら②ですね。
ということで試したところ・・・
防災のため、知的好奇心のため
家でガスコンロを使えるなら固形燃料は使う必要はないのですけど。
限られた状況で何かを考えるのは面白いです。
とはいえ災害は少なければ少ない方がいいです。
いざコンロや電気が使えなくなった時のために、
火を使って炊飯することも頭の片隅に入れておくといつかの時に役に立つはずです。
備えて小難にしましょう!

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