ランタンといえば透き通ったガラスの中にロウソクほどの火が灯り、
そのそばでゆっくりと本を読んでいる。
ようなイメージですが、最近では100均でもランタンを見かけるほど多種多様なランタンがあります。
私も防災用にランタンを探したのですが、
迷いがちな私にしては早く購入したもの、それが
「キャリーザサン/CARRY THE SUN」です。
その名も太陽を運ぶ。

というのもこちらはソーラー充電で電気が付き、
その軽量な作りで持ち運びやすさ抜群なのです。
太陽ほど明るいとはいえないのですが、
防災やキャンプにはかなりオススメできます。
夕方に届いてからすぐ試したのですが、しばらくこの灯だけで過ごしてみようと電気をつけないでいました(笑)
↓こちらはミディアムサイズ
キャリーザサンの明るさ
思っていたよりは明るい印象です。
レビューを見ると明るいと思う方が多いようです。
私はミディアムを購入。
3段階明るさを調整できます。
連続使用時間
1番明るい 強 10時間
2番目 中 42時間
3番目 弱 72時間
作業をするには強が好みです。
現代の明るい部屋の電気に慣れた人には弱は本当に暗く感じます。
何かを読むには中でも暗いので、私は「強」で使用することが多いです。
「強」では
ゆったり家族と話す
映画を見る
読書をする
などに心地良い灯だと思います。
キャンプで自然の中にいるときにもよく合う優しい暖色系の光です。
オシャレな洋風のお店の雰囲気にもなります。
ソーラー充電
防災の面では、電気が使えなくなることを想定し、
ソーラーで使える物をいくつか用意するのをお勧めします。
防災として常に、ガスが使えないなら電気、電気がダメならガス、電気がダメならソーラー、
というようにいろんな可能性を予測し準備しておくことが大事です。
本格的なことはせずとも、ソーラーや電池類で誰もが備えることができます。
このソーラーランタンはソーラー充電のみで灯が付き、印が1つになったら充電します。
8時間太陽の元に置きます。
約500回充電して使えます。
この、充電する電化製品と同じでこのランタンの充電の仕方も長持ちさせる秘訣なので
残量が少なくなってきてから充電しましょう。
充電して保管していても60%ほど電力が残るようです。
充電してみて 追記
直接光を当てるのが大事だそうで、一応窓から直接光が当たるところで充電しました。
11月なので朝からでも6-8時間ぐらい日が当たっているので大丈夫だと思ったら、
三段階のうち1しか充電されていませんでした。
次の日には外で直接光を当てて、2までになりましたが、
その後数時間使ってからみるとまた1になっていました。
住んでいる場所で日照時間が違い、アパートなどでは場所も確保しづらいです。
そこで、思いついたのが車内での充電です。
夏は暑くて危ない気がしますが、秋から春であれば車内の日が当たるところで
充電できないかと今度試してみます。
追記
冬場の充電はかなり時間がかかると感じました。
9時ごろから3時ごろまでベランダで直接日光に当ててもライト0から1までの充電です。
春、4月には同じぐらいの時間で2まで充電できました。
また2から3までの充電に時間がかかります。
弱点
なんといっても充電がなくなったときに、
太陽が出ていなければ充電ができず光らないことです。
電池や電気充電できないことはある種のリスクでもあります。
例えば噴火して空が煙で覆われたらソーラー関係は全く使えなくなります。
そういうわけで、いろんな災害の想定をして2,3種類同じ道具を持つことをオススメします。
ライトであれば、ソーラー、電気、電池、充電、手回しなどたくさんの選択肢があります。
軽いデザイン
なんと言ってもデザインがオシャレです。
一見安物に見えるのですが、強の明るさを見て、比較的高いところ部屋を照らすとなんとも言えない優しい光になるのです。なかなかやります。
購入するときに見る紹介の写真では、ライトを覆っている生地により網目の跡が投影されるとあり、
個人的にはこれが気がかりのひとつでしたが、いざ使ってみると全然気になりませんでした。
そしてその軽さに驚きます。
上と下に持ち手があり、ここを引っ張ることで立体の四角い形になります。
また、それを潰すと大体平たい形に戻ります。
難しいことは一切なく、扱いやすいです。
家族の防災リュックには必ず入れたい商品だと言えます。
ただ約4000円ですので、防災貯金をして順番に購入したらいいと思います。
光が黄味を帯び優しく温かく、持ち運びやすいので大切にしたい品になりました。
ランタン以外の防災ライトオススメ
断然ヘッドライトです。
人によってどんな状況で使うか考えて選べばいいですが、
私はどれか一つライトを選ぶとしたらヘッドライトです。
電池になりますが、
明るさ
作業のしやすさ
安全
小さい(コンパクト)
価格(2000円前後)
が揃っています。
初めての方は頭にライトをつけるなんて洞窟掘りでもあるまいし…
など恥ずかしさがあるかも知れません。
しかし、暗い部屋の中で作業をするために使ってみたのですが、
ヘッドライトの良さを実感しました。
自分が作業するということは、頭を作業する方、見たい方へと顔を向けるということです。
ライトを操作する必要がなく、とても快適です。
普段も家の電気を使わずにヘッドライトで過ごせるほどです。
ただ、私が持っているのは真っ白なライトなので温かみはないです…。
緊急事等にライトは1人1つ用意しておくことをお勧めします。
また、合わせ技で電池、ソーラー、ロウソクを揃えるとさらにいいでしょう。
皆で備えて小難にしましょう!

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